株式会社きっとエイエスピーでは、社内情報システムのクラウド上への移行を積極的に促進するため、今後、サーバ側資源を中心に、ハードウェア機器、および各種ソフトウェア・ライセンスの購入を極力抑制する指示を出しました。
この試みを通じて、小規模企業におけるプライベイト・クラウド活用の実現可能性と、社内情報システムへの投資抑制効果を実証的に示したいと考えております。
本プロジェクトの実施にあたり、社内に提示した条件は以下の3つです。
- 既に市場に流通しており、随時入手可能な技術およびサービスを利用する。
- 社内保有ソフトウェアに対し、ソースコード・レベルでの書換えを一切行ってはならない。
- クラウド上へ移行しての情報システム再構築に当り、出来る限り新規開発を伴わない手法を考える。
この条件を満たすため、私たちは以下のような技術あるいはサービスを活用することにしました。
- Amazon Elastic Computing Cloud
- Amazon Simple Storage Service
- Thin Client
- Application Streaming
- Application Virtualization
- Virtual Desktop
- Remote Desktop Access Service
- Document Management Service
- Document Viewer for PCs and Mobile Devices
- File Uploader with Dynamic Compression
- Internet Printing
- SOA/ESB Tool
- USB Bootable Linux as a Client
- Windows Registry Free Applications and Utilities on USB for Offline Use
- SaaS Marketplace Web Store for User Management and Service Provisioning
- SaaS Marketplace Adapter for Integration of Various Services on the Cloud
- etc.
この試みについては、SaaSパートナーズ協会主催セミナーでご報告させて頂く予定です。
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